スキップ

ディレクター厳選 ヴィンテージ HERMÈS コレクション|今人気のバッグチャームや希少なジュエリーも


1837年、パリの馬具工房から始まったHERMÈSは、
職人技と美意識を受け継ぎながら、
時代を超えて愛される名品を生み出してきました。

そんなメゾンの歴史を感じられる、
希少なヴィンテージアイテムだけをセレクト。

ディレクターが一点一点、
質感や佇まいにこだわって丁寧に
選び抜いたラインナップです。
手に取るたびに心が満たされるような、
唯一無二の存在感を。

すべて一点もののため、出会いはまさに一期一会。
気になる方はぜひお早めにご覧ください。


■HERMÈS ケリー シェーヌ ドゥブルトゥール ブレスレット 16

エルメスの代表的アイコン「ケリーバッグ」は、元々1930年代に誕生し、モナコ王妃グレース・ケリーが愛用したことで世界的に名を馳せました。この南京錠モチーフをブレスレットに昇華したのが本作。

1940年代に発表された「シェーヌ・ダンクル」チェーンとのコンビネーションは、メゾンの歴史と技術の融合です。ダブルトゥール仕様は一時的な限定生産で、希少価値も高く、ヴィンテージ市場では完売必至の人気を誇ります。

二重巻きで楽しむスタイルは、2000年代初頭に登場し、当時は一部店舗やオーダーでしか手に入らない希少な仕様でした。ヴィンテージ市場でも状態の良いものは極めて貴重とされています。

 

■HERMÈS ファランドール ブレスレット ST

「ファランドール」は、2004年に登場したエルメスのジュエリーラインを代表するブレスレット。

1940年代に誕生した伝統的モチーフ「シェーヌ・ダンクル」を繊細に取り入れ、華奢で軽やかなデザインに再構築されています。

名前の由来となったフランスの民族舞踊にちなみ、動きのある優美なフォルムが特徴。ネックレスやロングチェーンなどのバリエーションも展開され、シリーズ全体が高い人気を誇ります。

中でもSTサイズは生産数が少なく、シンプルながらもエルメスらしい意匠が光る名作として、近年ヴィンテージ市場でも注目を集めています。

 

■HERMÈS シェーヌダンクル アンシェネ GM #54

「シェーヌ・ダンクル」は1938年、当時のアーティスティックディレクターであったロベール・デュマによって誕生しました。

フランス海軍の錨の鎖から着想を得たこのチェーンは、エルメスのクラフトマンシップを象徴する存在として、長年愛されてきました。その伝統を立体的に再解釈したのが「アンシェネ」シリーズです。

中でもGMサイズのリングは、力強い存在感と構築的な美しさを兼ね備えた名品で、過去のアーカイブに敬意を払いながらも現代的な造形で昇華されています。

量産されなかったため市場流通数が極めて少なく、コレクターズピースとして高い評価を受ける希少な逸品です。着けるだけでメゾンのクラフトマンシップを感じられます。

 

■HERMÈS エシャペ リング #56

「Échappée(逃避)」の名を冠したこのリングは、日常を超えた自由さをデザインに込めたモダンジュエリー。

2010年代初頭、エルメスが新たに提示した建築的なデザインアプローチの代表作の一つです。
シェーヌ・ダンクルのような伝統的モチーフとは対照的に、あえて幾何学的かつ有機的なフォルムで指を包み込みます。

限定展開のため市場にはほとんど流通しておらず、現代ヴィンテージとして注目されています。

エルメスの新しい時代を象徴する作品です。

 

■HERMÈS ナウシカ リング #50

その名の通り、神秘的で物語性を感じさせるデザインが印象的な「ナウシカ」。滑らかな曲線と光の反射が、指先を美しく引き立てます。

「ナウシカ」は正式な名称ではなく、ファンの間で“ナウシカリング”と呼ばれるユニークな非公式愛称が付けられたアイテム。

植物の蔓や風の流れを思わせる優美な曲線は、エルメスらしい詩的な造形美を表現しています。
#50サイズは華奢な指元にぴったりで、ファーストエルメスにもおすすめです。

90年代後半~2000年代初頭に短期間のみ製造され、市場にはわずかしか出回っていません。現在では非常に入手困難なコレクターズアイテムとなっています。

 


バッグチャームの歴史

エルメスにおけるアニマルチャームの展開は、ブランドの原点である馬具工房としての歴史と、クラフツマンシップを遊び心あるかたちで再解釈したものとして位置づけられます。1837年の創業当初、エルメスは高級馬具を手がける職人集団としてスタートし、以来「動物」とくに「馬」はブランドの核となるモチーフであり続けてきました。

2000年代に入り、エルメスはよりカジュアルで自由なラグジュアリーを表現するアクセサリーの一環として、アニマルモチーフのチャームを本格的に展開し始めます。その代表格が2013年頃に登場した「ロデオ(RODEO)」です。ふっくらとした立体感のある馬のフォルムはすべてレザーで構成され、縫製は熟練の職人による完全なハンドメイド。あえて金具を使わず、柔らかく、遊び心に富んだデザインで、エルメスの伝統をモダンにアップデートしたアイコンとして急速に人気を博しました。

その後、羽のある「ペガサス」、フクロウの「シュエット」、犬や象など多様な動物モチーフが登場し、バッグチャームとしてだけでなくアートピースとしても評価される存在に。これらのチャームは単なる装飾品ではなく、エルメスが長年培ってきた革の美しさ、色彩バランス、そして“遊び”の美学が凝縮されたアイテムです。

特定のシーズン限定でしか作られない色やデザインが多く、リリース数もごく限られているため、ヴィンテージ市場ではコレクターズアイテムとして高値で取引されています。チャームという小さな存在に、エルメスの哲学と歴史が深く刻まれているのです。

■HERMÈS チャーム バディ

「バディ」は、エルメスのユーモアと遊び心が凝縮されたレアチャーム。

馬具工房としてのルーツを活かしつつ、どこかコミカルで愛嬌のあるフォルムが特徴です。

登場は近年ながら製造数は非常に限られ、カラー展開も極端に少ないため、ヴィンテージ市場では出会える機会がごく稀。特に状態の良いものは即完売が常で、コレクターからの評価も年々高まっています。

ロデオなど既存チャームとは異なる、エルメスの“異端”を象徴する逸品です。

 

■HERMÈS チャーム ジージー カマイユ

「ジージー」は、エルメスの伝統にオリエンタルなエッセンスを加えたチャームコレクションのひとつ。

カマイユ(camaïeu)とは単色の濃淡で描く古典的絵画技法を意味し、このチャームではその名の通り、落ち着いた色調のレザーが巧みに組み合わされています。

希少性が高く、特に箱付きでない個体は実使用されていた証として、より“リアルなヴィンテージ”の趣を感じさせます。ロデオとは異なる、アート性重視のデザインが特徴です。

 

■HERMÈS チャーム ロデオ PM

2013年頃に登場した「ロデオ」は、馬具の伝統をポップに再構築したアイコンチャーム。

PMサイズは最もスタンダードで、バッグに添えるだけで一気に個性を与えます。

馬のモチーフはエルメスの原点であり、ロデオはその歴史をユーモラスに表現したアイテム。

カラーによって生産数や流通時期が異なるため、一期一会の出会いが楽しめるのも魅力。

ヴィンテージ市場では「初期カラー」「特定コレクション品」は特に高値で取引されています。

 

■HERMÈS チャーム ロデオ ペガサス PM ライトグリーン

エルメスの代名詞的チャーム「ロデオ」に、翼を携えたペガサスが加わったのは比較的最近のこと。

鮮やかなライトグリーンはごく一部シーズンでしか製作されておらず、流通数が非常に限られます。

レザーにはメゾンが誇るアニョーミロ(子羊革)を使用し、縫製はすべて手作業。

カラーバリエーションと素材の希少性、そしてコレクション性の高さから、世界中のエルメスファンにとってロデオ・ペガサスは垂涎の的となっています。

 

■HERMÈS チャーム ロデオ ペガサス PM トープ

ロデオ・ペガサスの中でも、トープ(グレーベージュ系)はエルメスの中でも人気の高い定番色のひとつ。

柔らかなニュートラルカラーはどんなバッグとも相性がよく、上品さと遊び心を兼ね備えています。

特にPMサイズのペガサスは生産数が少なく、素材やカラーバランスの妙が際立ちます。

定番のロデオと並べても、羽の存在感で差がつく一本。シーズン限定カラーとしての希少性もあり、年々入手が難しくなっています。

 

■HERMÈS チャーム シュエット(フクロウ)

「シュエット」はフランス語で“フクロウ”を意味し、知恵や幸運の象徴として愛されるモチーフ。エルメスでは比較的珍しい動物チャームで、限定生産のコレクターズピースです。

レザーの組み合わせやステッチはすべて熟練職人による手仕事で、顔の表情まで繊細に表現。

バッグチャームとしてだけでなく、お守り的存在としても人気です。

ロデオやバディと並び、アニマルチャームの中でも特に出会いにくい希少モデルです。

 


MORE LUXURY BRAND VINTAGE
YSL スクエア ブローチ
YSL 42cmスクエア チェーン ネックレス
YSL トライアングル ペンダント
CHANEL マトラッセチェーンベルト

JEWELRY

SCARF

BAG

SHOES

PMT
Original

VINTAGE