It’s My Favorite
私とピモンテ
#05_守屋 百合香
オリジナルな視点で、感性のままお洒落を楽しむ。そんな目利きの彼女たちが、自身のスタイルにピモンテを取り入れるとしたら?
パリを拠点にフラワースタイリストとして活動する守屋百合香さんが選んだのは、華奢なロングストラップが目を引く、SCUEのトートバッグ。仕事でもプライベートでも活躍する「毎日の相棒」として迎え入れたそうです。
シンプルで上品ながらも
こなれたデザイン、そして機能性
「装花に行くときは、いつも布製のトートバッグに仕事道具を入れているのですが、今回選ばせてもらったものはよりスタイリッシュな印象。シンプルで上品ながらもこなれたデザインに惹かれました。容量も適度に大きいので、荷物が増えがちな子どもとの外出時にも良さそうです。オン・オフ問わず、毎日の相棒になってくれると思います」
その時々で変わる仕事場へと荷物とともに移動するフラワースタイリストという職業柄か、小物選びにはこだわりがあるそう。
「靴やバッグは、どんなにデザインが可愛くても機能的でなければ結局出番が減ってしまうので、使い心地も重視しています」
シックでミニマルなスタイルに、ヴィンテージや、友人がつくるものなど、ストーリーのあるアイテムをミックスすることで自分らしさを出すのが好きだという守屋さん。母親から受け継いだジュエリー、ヴィンテージのアクセサリ、LEMAIREのダービーシューズは絶対に欠かせないのだとか。丁寧にファッションを楽しむその感性は、フラワースタイリストとしての創造性にも共通するものでした。
「色、シルエット、質感を自由に組み合わせることは花の仕事にも通じています。自分らしく心地良いと感じるバランスを探したり、新しい挑戦や発見があることが楽しい。わたしにとってファッションは、その日、その日のストーリーを紡ぐためのもの。日常を彩り、いっしょに過ごす人や時間を思うためのものなんです」
守屋 百合香/2014年に渡仏。パリのトップフローリストでの研修、インテリアショップでの勤務経験を経て独立。パリと東京を拠点に、撮影のフラワースタイリング、空間装飾、ショーピース製作、コラム執筆を中心に活動。パリファッションウィークでは、世界中から集まるブランドの装花を担当する。@maisonlouparis
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