It’s My Favorite
私とピモンテ
#01_ジュリア・ショートリード
オリジナルな視点で、感性のままお洒落を楽しむ。そんな目利きの彼女たちが、自身のスタイルにピモンテを取り入れるとしたら? 年齢も職業も異なる彼女たちがセレクトした逸品から、小物の可能性について探る連載がスタート。第1回目のゲストは音楽家とモデル、2つの顔を持つジュリア・ショートリードさん。
洗練のなかに垣間見える
“遊び”を追い求めて
聴き手の心のなかで無限の広がりを見せる、アンビエントでフォーキーなサウンド。エレクトロユニットBlack Boboi(ブラックボボイ)のメンバーとしてもフジロックに出演。音楽家、モデルとして注目を浴びるジュリアさんが心惹かれるもの。それは彼女の佇まいにも通じる、モダンながらもどこかユニーク、そして使うたびに味が出るものだという。
「ビーズのミニバッグに編み上げブーツ……etc。昔からディテールが少し特徴的で、ヴィンテージライクなものが好きでした。ただ最近はPCや機材を持って移動する機会が多く、かつ息子が生まれてからは動きやすさ優先にもなってきて……靴でいえばヒールがないことが必須条件。だからこそ気分があがるデザインを選びたくて。そんな今の私にフィットしたのが、このビットローファーでした。一見シックなデザインだけど、チェーン部にヒョウの顔があしらわれ、ディテールが何とも愛らしい。柔らかなカーフレザーだから足に負担がかかりにくく、そんな実用性に富んだつくりも気に入っています」
合わせるなら、ゆったりとしたスラックスにタイトなブラウスで。「上下の相反するボリュームを楽しみたい」とジュリアさん。息子のお迎えからライブステージまで。日常のあらゆるシーンで、さりげなく彼女に寄り添い、魅力を輝かせてくれる。
ジュリア・ショートリード/日本とカナダをルーツに持つ、シンガーソングライター。ソロで音源をリリースする傍ら、小林うてな、ermboiと共に自主レーベルを立ち上げ、Black Boboi名義でアルバムを発表。2024年2月16日から京阪神を回るツアーを開催。詳しくはインスタグラム @juliashortreedをチェック。
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Contents direction & Text_Yuri TanakaEdit_Yohsuke Watanabe, Shiori Saeki (IN FOCUS)Art direction_Shinya Nakayama (IN FOCUS)Photo_Yudai Emmei